社長が本当に任せたい業務の話
任せているのに、なぜ楽にならないのか
「誰かに任せたいけど、結局自分でやった方が早い」 「秘書を雇ったけど、思っていた支援と違った」
そう感じた経験はありませんか?
多くの経営者が抱えるこの悩み。実は“任せ方”の問題ではなく、「誰に・何を任せるか」がズレているのかもしれません。
今回は、よく比較される「秘書」と「右腕」の違いを明確にしながら、社長が本当に任せたい業務とは何かを深掘りしていきます。
1. 「秘書」と「右腕」は役割も成果もまったく違う
■ 一般的な秘書とは
一般的な秘書は、タスクベースで業務を遂行します。
- スケジュール管理
- メール対応
- 書類整理・ファイリング
- 会食の予約
いわば「実務の一部を代行する存在」。
もちろん非常に重要な役割ですが、「経営の壁打ち役」「改善の提案者」としての役割は含まれていません。
■ 右腕とは
一方の「右腕」とは、単にタスクを処理するのではなく、 経営の背景や目的を理解したうえで、業務の優先順位づけや意思決定を支援する存在です。
- 何を優先すべきか、判断の補助をする
- 必要な情報を整理し、意思決定を支える
- チームや外注先の連携も巻き取る
秘書が”手”ならば、右腕は”脳と手の中間”。 社長の思考を分解し、実行に変える橋渡し役とも言えます。
2. 「右腕」が活躍する具体的な業務とは?
■ 月次の売上・利益の推移レポート
たとえば「右腕サン」では、毎月の売上や粗利を整理した見やすいレポートをExcelやNotionで構築しています。
数字を見ただけで「今月はどうだったのか」「来月は何を意識すべきか」が一目でわかる。
これにより、会議や経営判断が格段にスムーズになります。
経営者の声:「レポートがあるおかげで、”意思決定”に集中できるようにになった」
■ 社内外の情報をハブとしてつなぐ
Slack、Chatwork、メール、会計データ……
社長のもとにはさまざまな情報が飛び交います。
右腕はそれらの情報を要点だけにまとめて報告し、社内での対応の指示や外部への連携まで代行。
社長の”思考のコスト”を劇的に下げます。
■ 業務の属人化をなくす仕組みづくり
「この作業、結局◯◯さんしかできない」
そんな状態が続くと、業務も育成も止まってしまいます。
右腕は、
- 業務の棚卸し
- 手順書やマニュアルの作成
- 業務フローの整理
といった支援を通じて、「再現性のある業務体制」に変えていきます。
3. 任せることの“本当の目的”は「判断の自由」
秘書にタスクを任せることで”時間”は生まれます。
しかし、右腕に任せることで生まれるのは、 「判断のための余白」と「本来の役割に集中できる環境」です。
たとえば、
- 新規事業の構想に時間が取れるようになる
- 数字を見て方針転換が早くなる
- 外部パートナーとの連携がスムーズに進む
というように、経営における“質”が変わってきます。
4. 右腕を持つことで得られる変化
項目 | Before(導入前) | After(導入後) |
---|---|---|
数字の把握 | 感覚と記憶に頼った判断 | 数字で根拠を持った意思決定ができる |
業務の在り方 | 属人化してブラックボックス化 | 誰でも作業できるマニュアル体制 |
情報の整理 | Slack・メールがごちゃごちゃ | 必要な情報だけが整理されて届く |
社長の動き方 | 現場対応で手一杯 | 経営判断と関係構築に集中できる |
5. 「右腕」という選択肢を、もっと普通にしたい
「人を雇うのはまだ怖い」 「でも、今のままでは回らない」
そんなときに、“外部の右腕に任せる”という選択肢があることを、もっと多くの経営者に知ってほしいと思っています。
右腕サンでは、秘書業務はもちろん、会計・業務整理・月次決算・経営分析レポートまで、
一気通貫で支援する体制を整えています。
「ただの事務代行」ではなく、 “経営のスピード”と“自由”を取り戻すためのパートナー”として、一緒に走る存在です。
コメント