「人を増やす=採用」ではありません
「そろそろ人を増やしたいけど、採用するのはまだ怖い…」 「フルタイムを雇うほどではないけれど、手が足りない」
そんな悩みを抱える中小企業の経営者の方は、非常に多くいらっしゃいます。
そして、私たち右腕サンがご一緒してきた多くの現場で実感するのは、“採用しなくても、事業は広げられる”という事実です。
その鍵となるのが、「右腕」として伴走する外部パートナーの存在。
本記事では、採用リスクを取らずに、柔軟で持続可能な体制を築く方法について、具体的なアプローチをご紹介します。
1. なぜ今「採用しない」という選択肢が増えているのか?
■ 採用のリスクとコストが高まっている
- 求人広告費・面接工数・オンボーディングにかかる時間とお金
- ミスマッチによる早期退職のリスク
- 事業の波に応じた稼働調整の難しさ
■ 正社員=万能ではない
- 一人に期待される役割が多すぎて逆に定着しない
- 社内で抱え込む体制が、逆にスピードを落とす
中小・ベンチャー企業にとって、「採用」は決して気軽な選択肢ではありません。
2. 採用しなくても、人手と知見を補える“右腕的パートナー”という選択
右腕サンでは、週10時間〜の稼働で、実務から戦略まで支援する「右腕パートナー」が伴走します。
■ 一般的な外注との違い:
項目 | 一般的な外注 | 右腕サンのパートナー |
---|---|---|
業務の進め方 | 依頼待ち/一部業務だけ | 背景を理解し、提案・改善まで伴走 |
関与の深さ | 作業者 | チームの一員として動くパートナー |
成果物 | 単発・完結型 | 継続的にナレッジが蓄積される仕組み |
右腕的な支援は、単なる「人手の補填」ではありません。
- 業務の整理
- マニュアル整備
- 月次決算の実施
- 経営戦略レポート作成
- 会議同席・議事録やレポートの作成 などを通じて、社内にノウハウと再現性が溜まる仕組みづくりもご一緒しています。
3. 実例紹介:採用せずに月次業務と制作進行を仕組み化したケース
あるサービス業の企業では、
- 経理・請求業務が社長一人に集中
- 採用も検討したが、教育と業務設計が整っていない状況
という背景がありました。
右腕サンが行った支援は以下のとおり:
- 月次業務の整理と役割分担の再設計
- 経理処理のマニュアル整備と共有ドライブの再構築
- 外部パートナーと連携し、WEB制作の進行ディレクション
結果として:
- 正社員を増やさずに月次業務が回る体制を構築
- 制作物のクオリティを保ったまま、ディレクション負荷が軽減
- 社長が営業・提携・新規事業に集中できる時間が創出
「チームの一員として関わってくれるから、任せやすさがまったく違いました」
4. “仕組み+パートナー”で、持続可能な組織に
採用せずに人手を増やすには、「誰に頼むか」と同じくらい、「どう仕組み化するか」が重要です。
右腕サンの伴走では、
- 業務の可視化・棚卸し
- 社内ルールや役割分担の再設計
- KPIチェックによる改善サイクルの構築 などを通じて、短期的な作業支援ではなく、再現性のあるチーム体制を築いていきます。
ベネフィットまとめ:採用に頼らず、強いチームをつくる
項目 | Before(導入前) | After(導入後) |
人手不足 | 社長がすべて対応 | 必要な機能ごとに右腕が配置される |
業務の属人化 | 頭の中に業務が散乱 | マニュアル・ツールに整理される |
教育負担 | 教える時間が取れない | ナレッジが残る仕組みで育成コスト減 |
組織の柔軟性 | 増員に時間とリスク | 事業のフェーズに応じた稼働調整が可能 |
まとめ:「人を増やす」以外の選択肢を持つ
採用は大きな投資です。 そして、すべての会社が「すぐに人を雇うべき」とは限りません。
今ある業務を整えながら、必要な部分だけに“右腕”を置く。
それだけで、事業のスピードと柔軟性は格段に変わります。
右腕サンでは、実務だけでなく、その先にある組織設計まで一緒に伴走しています。
「採用しないまま、ここまで広げられると思っていなかった」 そんな声を、これからも増やしていきたいと考えています。
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