「数字はあるけど、何を見ればいいか分からない」
freeeやマネーフォワードは入れている。 Excelにも日々の売上データや稼働時間が記録されている。
でも—— 「結局、何を見て判断すればいいのか分からない」 「経営会議で“話がふわっとする”のが気になっている」
そんな声を、私たち右腕サンではよく耳にします。
経営判断に必要なのは、“資料の量”ではなく、“見て考えられる状態”。
今回は、右腕がどうやって“使える資料”を整えているのかをご紹介します。
1. なぜ資料はあっても“使えない”のか?
■ 目的がないまま集計している
- 「とりあえず出してる」数字はあっても、判断につながらない
- 毎月のレポートが“確認”で終わっている
■ 情報が点在している
- 会計はfreee、稼働はスプレッドシート、進捗はChatwork
- 必要な情報を集めるだけで一苦労
■ 書式・内容がバラバラ
- 見るたびに形式が違い、頭の切り替えが必要
- その場限りのExcel・メモが乱立して、共有されない
2. 「判断に使える」資料とはどういうものか?
右腕サンでは、以下の3つを満たす資料を“使えるレポート”と定義しています:
✅ 1. 見た瞬間に状態がわかる
- グラフや比較で、直感的に変化がつかめる
✅ 2. 経営判断に必要な数字に絞られている
- 「今月なぜ利益が落ちたのか」が掘れる構造
✅ 3. 会議でそのまま使える
- 質問や論点が引き出されやすく、意思決定につながる
これらを満たす資料を毎月更新していくことで、 “データに強い組織”に育っていきます。
3. 右腕が支援している「資料づくりの裏側」
私たちが支援する企業では、次のようなステップでレポートを整えています:
■ ① 経営者の「見たい観点」を言語化
- 今の課題や気になる点をヒアリング
- それを数字に落とし込むと、何を見ればよいか?を整理
■ ② 情報を一本化
- 会計、稼働、進捗、外注費などのデータを収集
- NotionやGoogleスプレッドシートに統合して一覧化
■ ③ 見える化&要約
- グラフや表を活用し、月ごとの変化を視覚化
- 右腕が「要点まとめ」を添えて月次サマリーを作成
■ ④ 会議で“使う”まで伴走
- 定例MTGでの共有・議論にも同席
- 「で、次にどうするか」まで導く進行サポート
ベネフィットまとめ:「数字が武器になる状態」をつくる
項目 | Before(導入前) | After(導入後) |
---|---|---|
会議資料 | 担当者ごとのバラバラ資料 | 一元化されたフォーマットで統一 |
数字の使い方 | 過去の記録にとどまる | 意思決定・打ち手の材料になる |
経営会議 | 報告会になりがち | 論点と判断がセットで出る会議に |
情報共有 | 社長だけが把握 | チームで課題を見られる状態に |
まとめ:「情報がある」ではなく「判断できる状態」が大事
右腕サンが整えるのは、“資料”そのものではなく、“考える余白”です。
会議の場で考えるのではなく、考えた上で判断できる状態を用意する。 そのための仕組みと準備を、右腕がご一緒しています。
数字に強くなる会社は、資料ではなく“見方”が整っている。
そんなチームに変えていける支援を、私たちは提供しています。
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